地震対策は「耐震」だけでは防げない
地震対策には、免震・制振・耐震の3工法があります。
免振
揺れを伝えない
建物と基礎の間に免振装置を設置、地盤と切り離すことで、建物に地震の揺れを直接伝えない構造。
重量構造物には適しているが設置費用が高い。
制震
揺れを吸収する
建物内部に錘やダンパーなどの「制震部材」を組み込み、地震の揺れを吸収する構造。
柱高3mで3ミリの揺れを制震すれば住宅寿命は長くなる。
耐震
揺れに耐える
壁や柱を強化したり、補強材を入れることで建物自体を堅くして振動に対抗する構造。
住宅内への衝撃が高い。
制振装置「evoltz」


- ① 非常に小さな揺れの段階から地震の衝撃力を吸収し、大きな揺れにもその力を持続。さらにその後に発生する余震にもしっかりと対応。
- ② 建物の耐震成分を長持ちさせ、生命と財産を守る。
- ③ 共振が発生しても、その時の揺れ幅を小さくできる。
製造に関しては、ダンパー部分を世界有数の技術力を持つ自動車のパーツメーカー、ドイツ・BILSTEIN(ビルシュタイン)社に、また、L220 のテクニカルブレース部分は国内最高峰の自動車マフラーメーカー藤壺技研工業に製造を委託。世界レベルの高品質高性能を実現しました。
「バイリニア特性」とは、小さな揺れの領域から大きな減衰カを発揮し、大きな揺れの領域でも大きな減衰力をそのまま維持する特性です。
「バイリニア特性」を持つ制振装置evoltzは揺れの大きさや速度に関わらず適切な減衰力を発揮し、しかも建物の破損を防ぐことができます。つまり、長周期型地震や大地震後の余震の際にも有効な力を発揮できるのです。


『小さな振動』から『大きな揺れ』まで瞬時に効きます。

evoltz L220が地震のエネルギーを吸収し、躯体の変形を抑えることで、構造部材へのダメージを低減します。

evoltz L220は木造住宅の新築、リフォーム、耐震改修にも対応。

2階建ての場合、1階の柱の部分に設置。