こんにちは。
fabric dg 広報の小熊です。
今日はSDGsの目標:1貧困をなくそう について考えたいと思います。
SDGsは知っているけれど細かい詳細は知らないという方もおられると思います。
数あるSDGsの中からできれば順番に細かく分かりやすく説明できればと思います。
現在日本は借金大国と言われていますが、それは負債額だけをみた場合ですね。
実際には収益や貯蓄もしっかりありますので黒字国になります。
SDGsの貧困を無くそうでは世界的にいくつかある「貧困」についての考え方の中でも、
まず、一番、緊急の問題は「極度の貧困」状態で生活している人たちです。
極度の貧困…SDGsでは,「国際貧困ライン」といって,11.9ドル未満で暮らすことです。
※11.9ドルは日本円で約210円です。ハンバーガーが300円として,その1つ分にも満たない金額で,食べ物,飲み物,電気・ガス・水道,家でかかるお金などを1日分まかなう生活をしなくてはなりません。
世界には極度の貧困状態で暮す人が7.3億人もいます。
10人に一人はこれに当たることになります。
SDGs1の貧しさの問題は,さまざまな問題を引き起こす原因となります。
お金がないと,病気になっても病院に行けなかったり,教育を受けるチャンスがなかったりします。
子どものうちから家計を助けるために働いたり,貧しいことがほかの人から差別される原因になることも少なくありません。
社会のさまざまなサービスから取り残されて,貧しさがさらなる貧しさを呼ぶことにも。
もっと問題なのは,貧しい親の子どもは教育を受けられないため,十分な収入をえられる仕事につくことが難
しく,親から子へ貧しさが受け継がれてしまうことです。
つまり,貧しい家庭に生まれることで,その子どもや,その子どもの子どもはずっと貧しい生活を送らないといけなくなる可能性が高くなります。
これが「貧困の連鎖」です。
貧しさの問題を解決するには,この「貧困の連鎖」を断ち切るためのさまざまな工夫が必要になってきます。
世界が急いで解決しなくてはいけない「極度の貧困」の多くは開発途上国にあります。
先進国を中心とした国際的な助けが必要ですが,それだけでなく,貧しい人たちが自分たちで生活を向上させられるような「自立」へのサポートも大切になってきます。
ちなみに日本国は裕福だと思われがちですが、貧困ランキングでは37カ国中23位です。
7人にひとりが相対的貧困です。
↓「絶対的貧困」に対して,先進国では「相対的貧困」という考え方で貧困の問題を考えます↓
絶対的貧困…生きていくために必要最低限の生活ができない状態の貧困。
相対的貧困…ある地域社会の中で,大多数の人の生活レベルよりも経済的に貧しい状態の貧困。
2030年までに17の目標を達成できるように自分にできることから始めていきたいです。